大学進学をきっかけに一人暮らしを始める人は多いですが、最初に気になるのが
「毎月いくらかかるの?」
という生活費の疑問。
この記事では、札幌で一人暮らしをする大学生のために、
- 家賃
- 食費
- 光熱費(冬の負担が大きい!)
- 通信費
- 初期費用
- 仕送りの目安
など、必要なお金をわかりやすくまとめました。
札幌特有の“冬のコスト”も踏まえて解説します。
目次
- 札幌で一人暮らしする大学生の生活費の平均
- 各項目ごとのリアルな金額目安
- 冬にかかる追加費用(灯油・ガス代)
- 初期費用はいくらかかる?
- 仕送りはどれくらい必要?
- 節約のコツ
- まとめ
1|札幌で一人暮らしする大学生の生活費の平均
一般的な大学生の生活費は 月8〜10万円 と言われていますが、
札幌は本州の都市より比較的安く、
平均:7.5〜9万円程度 に収まるケースが多いです。
ただし札幌は、
- 冬の暖房代が跳ね上がる
- プロパンガスの地域は高額になりがち
という特徴があります。
冬場は生活費が 1〜2万円ほど上がる と想定しておくと安心です。
2|内訳:大学生の一人暮らしに必要な費用(札幌版)
以下は一般的な月額の目安です。
■ 家賃:35,000〜55,000円
札幌は家賃が安いため、
・1K:3.5〜4.5万円
・1LDK:4.5〜6万円
が相場。
大谷地・新札幌・琴似・学園前などは学生に人気。
■ 食費:20,000〜30,000円
自炊多めなら2万円台で可能。
外食多めだと3〜4万円になることも。
■ 光熱費:10,000〜18,000円
札幌はここが本州と大きく違う。
特に冬:
- 灯油代:3,000〜10,000円
- ガス代(プロパン):7,000〜12,000円
- 電気代:4,000〜7,000円
冬は月1.5〜2万円近くかかることも珍しくない。
■ 通信費:6,000〜8,000円
- インターネット:3,000〜4,000円
- スマホ代:2,000〜4,000円
格安SIMを使えば合計5,000円以下も可能。
■ 交通費:3,000〜7,000円
大学まで地下鉄通学か、自転車通学かで変動。
■ 雑費:5,000〜10,000円
日用品・交際費・衣類代など。
✔ 合計(札幌での生活費例)
1ヶ月あたり:約75,000〜95,000円
冬場は +10,000〜20,000円 上がるイメージ。
3|札幌は冬の光熱費が高い!理由と注意点
札幌で一人暮らしをする最大の特徴は、
「暖房費が生活費の中心になる」 ということ。
特に注意したいポイントは3つ。
① 暖房が灯油・ガスで大きく差が出る
- 都市ガス → 比較的安い
- プロパンガス → 高い。冬は1万円越えも普通
- 灯油 → 一番コスパがいい(ただし補充が面倒)
② 1日中暖房をつけることが多い
冬は外気温が氷点下に落ちるため、
暖房を切ると部屋が一瞬で冷える。
結果、光熱費が増える。
③ 冬のシャワー回数が増える
寒い日はシャワーで温まる → ガス代が増加。
4|初期費用はいくらかかる?
新生活で最初に気になるのがここ。
札幌での一人暮らしの初期費用の目安は…
✔ 合計:20〜40万円程度
内訳:
- 敷金:家賃1ヶ月分
- 礼金:0〜1ヶ月(札幌は礼金なし物件が多い)
- 仲介手数料:家賃0.5〜1ヶ月
- 前家賃:1ヶ月分
- 火災保険:15,000〜20,000円
- 家具・家電購入:5〜15万円
札幌は「礼金なし」が多いので、東京より安く済みがち。
5|仕送りはいくら必要?
生活費をシミュレーションすると…
仕送りありの例
生活費9万円 → アルバイト3万円
仕送り:6万円 が目安。
仕送りなしの例
生活費9万円 →
時給1,000円 × 80時間 → 8万円の収入
(学業との両立が必要)
6|大学生でもできる節約ポイント
以下の節約は特に効果が高い。
■ ① 暖房は灯油 or 都市ガスを選ぶ
物件選びで失敗しない最大のポイント。
■ ② 調理家電を上手く使う
- 電気圧力鍋
- 電気毛布(暖房費を大幅に節約)
■ ③ スマホは格安SIMへ
毎月3,000円近く差が出る。
■ ④ 自炊は“完全自炊”じゃなくてOK
・まとめ作り
・冷凍食品
・業スー活用
などで無理なく続ける。
7|まとめ:札幌の一人暮らしは安いが「冬の光熱費」に注意
札幌の一人暮らしは家賃が安く、
東京・大阪より全体的に抑えやすい。
ただし 冬の光熱費だけは別格。
特にプロパンガス物件は、冬に1万円以上するケースも多く、
事前にしっかり確認することが大事。